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使い方・講座

[1]アニメ塗りでの活用

色塗りの中でもいわゆる「アニメ塗り」と呼ばれる方法では、単色でベースを塗って、影色を塗り重ねるような手法がよく用いられます。

アニメ塗り例


このように塗る場合、まずベースとなる色を単色で塗りつぶし、[エアブラシ]ツールや[水彩]ツールで影色を描き込んでいく方法が一般的です。下塗りしたレイヤーを[透明部分をロック]に設定して影色を塗る、色域を範囲指定して塗る、クリッピングフォルダを使うなど、さまざまな方法があります。

透明部分をロック


例えば、[参照レイヤー]を利用した場合、実際のアニメのように色トレス線を使い、簡単に影を塗ることができます。「色トレス線」とは、アニメーションの制作方法の一つで、あらかじめ境界線を描いてから影を塗る方法のことです。

線画を描くレイヤーとは別に「色トレス線」用のレイヤーを用意し、影色との境界線を描いておきます。「色トレス線」は、後で[参照レイヤー]として使いやすいように、青や赤を使って、境界線がわかりやすいようにしておきます。

色トレス線


下描きの段階で、影色を塗る部分に斜線などの描き込みを行っておくと、色トレス線を描く作業や、全体のバランスを見るのに分かりやすくなります。

色トレス


色トレス用の線画を描いた後、彩色用のレイヤーを作成します。主線が描き込まれているレイヤーのみを[参照レイヤー]に設定して、ベースとなる色を単色で塗ります。この段階では、色トレス線を描いたレイヤーは参照しないで塗り進めます。

彩色


次に、影色を塗りつぶします。主線が描かれているレイヤーと「色トレス」が描かれているレイヤーの両方を選択し、右クリックして表示されるメニューから、[参照レイヤーに設定]を選択します。2枚とも同時に[参照レイヤー]に設定します。

参照レイヤーに設定


各パーツごとの色塗り用レイヤーを選択しながら、[塗りつぶし]ツールで影色を流し込みます。

塗りつぶしツール


「色トレス線」を描いたレイヤーを非表示にします。影色がキレイに入り、アニメ塗りができました。

アニメ塗り